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  • 07/20/02:22

トキ いきもの大図鑑No.007

No.007 トキ(Nipponia nippon)

近所の川にトキが来ているという情報が
10日ほど前からあったのですが
ようやっとその姿を写真に収めることができました。
blog11.jpg







確かにトキです。
新潟の大学、それも農学部に属しているので
なにかとトキについて触れることが多く
実際佐渡島に行って
ビオトープ造りなんかやったりするのですが
どうにもこの鳥が好きになれません。

まずその理由の1つは顔が怖いことです。
信じられないくらい真っ赤な顔に
ぎょろりとした目が付いているのですが
なんだか血だまりの中から
何かがこっちを見ているように思われて
よく見てしまうと恐怖します。
トキは大変血が濃く、昔沢山いた頃は
朱鷺鍋にして食べたといいますが
鍋が真っ赤になってしますそうで
非常に鉄臭いものだったそうです。
…貧血予防にはいいのかな(^_^;)

次にトキという鳥はなんだかエラそうなんです。
先ほどの写真にはかなり大きく写ってますが
望遠鏡のレンズを通しているので
実際はこblog12.jpgんな感じです。








実習で佐渡に行った時も
わざわざトキセンターまで足を運んだのに
モニター越しに見る、
もしくはスナイパーの如く遠方から
望遠鏡で見るといった具合で
まだ皇族のお方の方が間近で見られそうです。
とにかくとんでもないビップ対応で
かつ遠い存在というような演出がされてるんですよ。

まあ、絶滅危惧なんで仕方ないのかとも思いますが
ここで第3の理由です。第3の理由としては
トキは滅びるべくして滅んだのではってことです。
どうにも水場で餌をとるのに
胸まで水に入ることもできず
また水辺の近くの木に営巣するのですが
人が木を間伐するなどして
空からでも水辺が分かるように整えないと
巣を作る場所も見つけられない鳥のようです。
ね、阿呆でしょ(^_^;)?

もちろん日本にトキがまだいた時の情報ですし
当時はトキは害鳥という
誤った認識がされていたので
ホントかどうかははっきり言えませんが・・・
ただトキという鳥は里山という
水田や畦、雑木林など
人が手を加えた自然に順化した鳥だということで
従来の古き良き農法が維持されないと
暮らしていけないそうです。
佐渡に行った際にビオトープを作った場所は
見渡す限りの藪や林だったのですが
かつては水田だったそうです。
恐らく現在は農業従事者の高齢化により
昔ながらの耕作地が放棄され
機械と薬品による新たなシステムが導入された
トキが住めない水田にシフトしているんでしょう。
農業のジレンマですね。

私の地元茨城には日本で2番目に大きな湖
霞ヶ浦、そして北浦があるのですが
ここではアサザという水生の植物を利用して
湖の富栄養化を抑え
100年後にトキが住める環境を目指す
プロジェクトがなされています。
トキは個人的にどうにも好きになれませんが
こうした環境保全の目標や指標となる存在は
大変重要だと思います。
トキが生きてゆけるということは
トキが食料とする昆虫やカニ、魚やカエルなどが
たくさんいる環境ってことですからね。
トキを自然に返すということは
トキをピラミッドの頂点に据える
食物連鎖の底辺から
すべてを保全することになるんです。

長くなりました。以上で終わりにしますが
内容の多くは伝聞なので
間違いなどありましたらすみません。

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